米国防総省のミサイル防衛局(MDA)は7日、太平洋ハワイ近海100マイルの上空で6日夜、2基の短距離弾道ミサイルの同時迎撃実験に成功したと明らかにした。こうした類の実験はこれが初めてで、米海軍のイージス巡洋艦「レイク・エリー」がカウアイ島バーキング・サンズのミサイル射撃場で、数分間で飛来する2発の標的ミサイルを続けて撃墜した。
 これは米国の軍需メーカー、ロッキード・マーチンがイージスシステムを基に実施した13回目の弾道ミサイル迎撃実験で、これで10・11回目の成功を記録したことになる。イージスシステムは、米国が北朝鮮やイランなど潜在的敵対国が発射する致命的弾道を搭載したミサイルを撃墜するため、数十億ドルを投入した迎撃システムだ。


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