対馬など日本への短期旅行商品が人気を博し、釜山港国際旅客ターミナルの利用者が急増している。
 釜山港湾公社は7日、今年の旅客ターミナル利用者数が同日までで延べ120万人を超えたことを明らかにした。昨年11月6日時点と比べ約2割の増加。年間利用者数は2004年に100万5000人と初めて100万人を超え、2005年に102万人、昨年は115万人を記録した。今年は140万人に達するものと予想される。

 公社関係者は利用者の増加について、日本から釜山への観光客の増加というより、週休2日制や高速鉄道(KTX)の開通などで、釜山と近い対馬や福岡などに向かう韓国の旅行客が増えたためと説明している。釜山のある旅行会社関係者によると、釜山港発の高速船を利用する1泊2日の短期旅行商品が飛ぶような売れ行きをみせており、休祭日の商品の場合は1~2か月前に予約が必要なほどだという。

 公社は急増する利用客の便宜を図るため、来年上半期に国際旅客ターミナルの増改築に着手し、年内に終わらせる計画だ。


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