海洋水産部の姜武賢(カン・ムヒョン)長官は7日、2012年国際博覧会の開催地決定まで20日を残し、全羅南道・麗水招致について楽観ばかりはしていられない状況だとして気持ちを引き締めた。
 仏教放送のラジオ番組に出演した姜長官は、「立場を決めていなかった数カ国が最近、2012年国際博覧会の開催地として麗水を支持すると明らかにし、支持国は増えているものの、競合するモロッコやポーランドも積極的に大詰めの招致活動を行っているため楽観ばかりはしていられない状況」と述べた。姜長官は先月22日から半月にわたり、セネガルやナミビアなどアフリカ5カ国を歴訪し招致活動を行っている。特にモロッコはアフリカとイスラム圏での初開催を訴える戦略を展開しており、緊張を緩めてはならないとした。麗水は世界的には認知度がやや低いが、息づく海や沿岸という世界的に論議されるべき環境問題をテーマにすることで各国と心を通じ合わせており、麗水宣言などを通じ国際社会に遺産を残すことができるという点も支持を受けていると説明した。

 26日にフランス・パリで開催される博覧会国際事務局(BIE)総会で麗水が開催地として確定するために、政府はまだ立場を決めていない国を説得し、パリに集まった各国代表ひとりひとりに会い最終的に意向を確かめる予定で、それがうまくいけば朗報を伝えることができるだろうと述べた。


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