釜山BEXCOで開催中の第6回世界韓商大会で、韓国食品のブランド化を図るために韓商ネットワークを活用すべきだとする提案が出された。
 米州韓米食品商総連合会のキム・ヒョンジュ会長が、テーマ発表「韓食のブランド戦略」を通じて述べたもので、米国市場では低価格の中国産と高品質の日本産が抜きん出ており、新たな販路を開拓するためには全世界に広がる韓商ネットワークを活用することが重要だと主張した。食品の味や質だけでなく、韓国文化もあわせて販売することが成功のためのノウハウだとしている。

キム・ヒョンジュ の最新ニュースまとめ

 カナダ韓人実業人総連合会のキム・ヨンピル会長は、ITや電子製品はカナダ市場で高いシェアを占めているが、食品・外食産業はさほどでもないと話す。この分野でカナダ進出に成功するには、食品認証制度の導入と、流通システムの簡素化が切実だと指摘した。

 日本をはじめ米国、中国、豪州、マレーシアなどに進出し、国内外に8つのフランチャイズ事業で640店舗を構える大手外食チェーン・ノルブの金順辰(キム・スンジン)会長は、伝統的な韓国の味にこだわりながらも、デザインやサービスは徹底した現地化を追求し、韓国伝統飲食文化とグローバル文化を融合させたことが自社の成功の秘訣(ひけつ)だと紹介した。キムチ販売だけで日本市場で成功を収めたオフィス東京の金永悦(キム・ヨンヨル)代表は、素材の差別化と伝統食製造方法の固守を基本戦略に、キムチ発祥の国としてブランド化に集中すべきだとし、チーズやワインのように世界的な商品に成長させる機会を作っていく必要があると話した。


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