延世大学の鄭暢泳(チョン・チャンヨン)総長が、夫人の同大学編入学をめぐるわいろ疑惑を受け、総長職を退いた。延世大学法人は30日、鄭総長が道義的責任から辞意を表明し、理事会はこれを受け入れることを決めたと明らかにした。
 鄭総長の夫人は、同大学歯医学科への編入を希望する学生の父母から2億ウォンを受け取った疑いがあると一部メディアに報じられ、検察が内部捜査を開始した状態だ。鄭総長はこの日の講義に姿を見せず、携帯電話など外部からの連絡を一切受けずにいた。

 延世大理事会は、鄭総長が正式に辞表を提出し次第、規定の手続きを経てこれを受理する計画だ。


Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.

Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0