韓国の労働者の会社に対する没入度は、世界平均よりも相対的に低いことが分かった。グローバルコンサルティング会社のタワーズペリンが30日、韓国人労働者1000人をはじめ米国、日本など18カ国の労働者8万8600人を対象に行ったアンケート調査を基に作成した、人的資源報告書を発表した。
 それによると、韓国の労働者の没入度は、「大変高い」が8%、「高い」が45%だった。没入度は、社員らが企業の成功のため自発的に時間やエネルギーなどをある程度追加投入する割合を意味する。没入度の世界平均は「大変高い」が21%、「高い」が42%と集計された。没入度が高い社員が多い企業ほど企業成果は高いが、韓国は世界平均に比べ没入度が高い社員の割合が低いことが分かる。

 韓国の労働者らは、没入度に影響を与える主な要素として、「経営陣が組織の長期的な成功のために行動する」「該当事業が成功するため必要な力量を保有している」「仕事と生活のバランスを維持できるよう組織が支援してくれる」などを挙げている。


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