韓国と欧州連合(EU)の自由貿易協定(FTA)第4回交渉が、主要争点で大きな進展がないまま終了し、年内妥結も難しくなった。
 双方は19日、ソウル市内で最後の全体会議を開き、来月19日からベルギー・ブリュッセルで第5回交渉を開くことを決め、第4回交渉を終えた。15日から開始した今交渉では、商品の譲許(開放)、非関税障壁、サービス・投資、知識財産権など、全体の速度より進み具合が遅れている部門について交渉が進められたが、商品譲許と自動車非関税障壁、開城工業団地などの主要争点で溝を埋めることができなかった。

 EUのベルセロ首席代表は会見で、「今回の交渉は有用で多くの進展もあったが、画期的な突破口はなかった」と述べた。工業製品の譲許に関連し韓国が防御的な姿勢に出て失望したという。年内の妥結は難しいとしながらも、可能性も十分にあり、第5回交渉がヤマになるとの見解を示した。


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