ソウル市関係者が8日に明らかにしたところによると、このほど文化財委員会で新庁舎の建設計画案が通った。委員会は計画案を通すにあたり、文化財保護上の仰角27度という規定を拡大適用し、旧庁舎と新庁舎間の距離を拡大することを条件に挙げた。
新庁舎は外観全面をガラスで仕上げた多角形の鉄骨建物で、軽快な印象を与えるよう設計されている。建物のてっぺん部分は仰角規定を守るために斜線で処理することになった。全体の高さは90メートルで、当初の計画案より1階高い地上22階建て。述べ床面積は7万2450平方メートルと、当初計画より1万7518平方メートル縮小されたが、多目的ホールやサイバー広報館、情報技術(IT)展示館、就職情報センターなどの市民文化空間が占める割合は、16.6%から30%に拡大された。
市は11月初めに起工式を行う予定だ。
一方、登録文化財に指定されている現庁舎は、改装して図書館など市民文化故空間に生まれ変わることになっている。
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