北朝鮮が先ごろ大規模の水害を受けたにもかかわらず、例年と同水準の軍事訓練を実施したことが28日、分かった。合同参謀本部創設44周年記念式に出席した金寛鎮(キム・グァンジン)議長が祝辞を通じ述べたもの。
 金議長は、「北朝鮮は過去100年間で最悪の経済状況となった中でも先軍政治の旗印の下、軍事力の増強を継続している」と述べ、最近も水害にもかかわらず例年並の軍事訓練を行ったと明らかにした。また北朝鮮は核兵器やミサイルなどの開発はもちろん、先端精密兵器の確保や部隊の改編を続けてきたと指摘したが、先端精密兵器に対する具体的な言及はなかった。

 これに関連し軍消息筋らは、北朝鮮が導入した先端精密兵器は、陸上から海上の艦艇を攻撃することが可能な短距離誘導ミサイルなどだと伝えている。


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