ハンナラ党公認大統領候補の李明博(イ・ミョンバク)前ソウル市長が、来月14日から5日間の日程でワシントンを訪問しブッシュ大統領と会談する。朴亨ジュン(パク・ヒョンジュン)報道官が28日の会見で明らかにしたもので、ホワイトハウスのバーネット儀典室長が同日、公式文書を通じ双方の会談計画を伝えてきたという。会談は15日か16日になる予定だ。
 李前市長は会談で、来月2~4日に開催される南北首脳会談の成果や北朝鮮核問題、6カ国協議、韓米自由貿易協定(FTA)など、韓米関係と北東アジア地域の懸案について幅広く意見を交わすものと思われる。

 朴報道官は、今回の会談はホワイトハウスの公式チャンネルを通じて決まったという点で意味があるとし、時期的にみても米国が李前市長の地位を認め、次期政権を見越したといえると評価した。野党の大統領候補と米国の現職大統領との会談は初めてとなり、大統領選を2か月先に控え、今後の選挙局面にも大きく影響するものとみられる。

 李前市長は滞在中、現地の政界・財界有力者や在米韓国人らと会うほか、ニューヨークで開かれる音楽会への参加も検討している。


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