第6回6カ国協議が27日午後4時、北京・釣魚台迎賓館で開幕した。南北と米国、中国、日本、ロシアの各代表団は開幕式を兼ねた全体会議を行い、北朝鮮核施設の無能力化と核計画申告の細部ロードマップ導出に向けた会談日程を開始した。

開幕に先立ち参加国らは、南北、韓米、中ロ、日中の2国間会合をそれぞれ行い、今回の6カ国協議の目標値の調整を行っている。まず初日の協議では、非核化、経済・エネルギー協力、北東アジア平和と安保体勢、米朝関係正常化、日朝関係正常化の各作業部会議長から、これまでの会議結果の報告が行われた。今後はこれを基に、各国が非核化の「次段階」の具体的な方法と、北朝鮮に提供する安保措置などの内容をめぐり集中的に話し合っていくことになる。

 6カ国協議はひとまず30日までの開催が予定されており、参加国らは年内の無能力化と申告の履行という目標の下、寧辺5000キロワット原子炉と再処理施設、核燃料棒製造工場など、対象施設の具体的な無能力化方法についても合意を試みる。また、北朝鮮が保有する兵器級プルトニウムや核物質生産施設など一切の核プログラムについて、いつまでにどのように申告するか具体的な日程表も作成する計画だ。議長国の中国は28日から首席代表会合と2国間会合を交互に開催して争点調整を行い、29日ごろにも合意文草案を回覧すると伝えられている。

Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.

Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0