環境汚染が少なく、マメを栽培する低開発地域ほど100歳以上の人口が多いことが分かった。
 円光大学保健大学院の金鍾仁(キム・ジョンイン)院長が26日、全国254地域で100歳以上の高齢者996人を調査した結果を明らかにした。金教授は統計庁の2005年人口調査をベースに、100歳以上の高齢者が人口10万人に占める割合を示す「長寿指標」を算出し、この指標と環境汚染、開発度合い、地域財政自立度、栽培作物などとの関連性を分析した。

 その結果、10万人当たりの100歳以上の人口は全羅南道咸平郡が27.72人で最も多く、、次いで全羅南道求礼郡が24.29人、全羅南道長城郡が16.79人、全羅北道淳昌郡が15.24人、全羅南道康津郡が13.68人と続いた。全羅南道の農村は、全国平均2.11人を大幅に上回る地域が多かった。

 また、社会環境との関連性を分析した結果、マメやニンニクの収穫などと高い関連性を持っているほか、100歳以上の人口は上水道率、財政自立度が低い低開発地域に多いことも分かった。


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