殺人、強盗、強姦、窃盗、暴力の5大犯罪の検挙率が5年前に比べ落ち込んでいるのに対し、犯罪発生件数は増えていることがわかった。
 警察庁が24日に国会行政自治委員会所属のハンナラ党兪奇濬(ユ・ギジュン)議員に提出した資料によると、5大犯罪の検挙率は2002年の84.2%から、2003年に80.2%、2004年に79.7%、2005年に72.6%、2006年に72.3%と年々下落している。5大犯罪のうち、窃盗の検挙率は2002年の70.3%から昨年は42.8%まで落ち込んでいる。

 これに対し5大犯罪の発生件数は2004年が45万5840件、2005年が48万7847件、2006年が48万9575件と増加傾向を示している。

 兪議員は検挙率の下落について、巡察地区隊体制への転換、モラルハザード、警察の劣悪な勤務条件、警察庁の不十分な自己革新努力など複数の要因が複合的に作用した結果だと指摘している。


Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.

Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0