ソウル市全体の人口に24歳以下の青少年層が占める割合が、2030年には20%水準まで落ち込む見通しだ。
 ソウル地方統計庁が21日に発表した「2007ソウル青少年統計」によると、2030年のソウル市の人口は941万5000人で、このうち0~24歳人口は189万6000人と、20.1%を占めるにとどまると予測された。

 これは最近のソウル市内の出生者数などを基に電算シミュレーションしたもの。ソウル市の人口は今年1002万6000人で、24歳以下の割合は29.6%となっている。これが2010年には27.3%(1003万9000人のうち273万8000人)まで落ち込み、2015年は25.3%(1000万7000人のうち253万1000人)、2020年は22.8%(989万6000人のうち226万1000人)、2025年は20.9%(969万6000万人のうち202万4000人)と推移すると見通している。

 ソウル統計庁関係者は、過去数年間で晩婚化と出産を避ける風潮が定着し、出生者数が減少しているため、満24歳以下人口比率も下落を続ける見通しだと説明した。


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