孫候補は会見で「新たな政治価値を掲げて発足したばかりの大統合民主新党の党内選で、旧態政治がそのまま繰り返されていることに憤怒している。荒野に1人立つという気迫で戻り、政治を完全に変える」と、復帰を宣言した。また、孫候補の選挙対策本部を解体、汝矣島に設置された選挙事務所も閉鎖し、その代わりに志願ボランティア団を中心に選挙運動を展開する方針を明らかにした。
党指導部に対しては、不正選挙に対する調査を早期に実施し次の党内選実施前に発表するよう求めると同時に、不正動員選挙を防ぐために外部者で構成される国民監視団を設置することを提案した。
孫候補は、午後予定された釜山地域でのテレビ討論会にも欠席する。対国民直接政治に乗り出す意向を示すなど、党指導部が主導する党内選を事実上放棄した。党内選運営への影響も免れない見通しだ。
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