次期6カ国協議、来週後半からの開催が有力

北朝鮮核問題を話し合う6カ国協議が、来週後半から開かれそうだ。協議に詳しい外交消息筋が20日に明らかにしたもので、北朝鮮もこれに異論はないとの立場だという。協議は当初19日から開かれる予定だったが、中国が北朝鮮に提供する重油5万トンの輸送が遅れ、開催が延期されていた。
　次期6カ国協議は、最近訪朝した米中ロの核専門家らが核施設無能力化案など懸案について北朝鮮と協議した結果を基に進められる。会期は4日程度となる見通しだが、非核化の次段階措置となる核施設無能力化と核開発計画申告に関する具体的な合意に至る必要があるため、延長される可能性もある。

　議長国の中国が参加国の意見をまとめ、間もなく開催日程を発表するものとみられる。


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