論文ねつ造などでソウル大学教授の職を追われた黄禹錫(ファン・ウソク)博士が、一部研究員らとともにタイで研究活動を行っていることが分かった。済州大学の朴世必(パク・セピル)教授が18日、聯合ニュースの電話取材に対し明らかにした。黄博士は2か月ほど前から牛や猿の卵子を使って人間の体細胞クローン研究を行っているという。こうした動物の卵子を利用した異種間核移植研究は、倫理的問題から国内での研究が中断されている。
 匿名の政府関係者も、黄博士本人からタイのある国立大学で研究を進めていると聞いたと話している。しかし研究所の正確な所在地や研究資金の出どころなどについては明らかになっていない。


Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.


Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0