6カ国協議の開催延期が伝えられたなか、米国は依然として次期協議に進展はあるとする楽観的な姿勢を示している。
 国務省のマコーマック報道官は17日の記者懇談会で、19日開催だった6カ国協議を来週に延期するよう中国側から通達があったことに関連し、「われわれは来週の協議開催を待ちわびている」と述べた。米国首席代表のヒル国務次官補(東アジア担当)も6カ国協議の見通しを楽観視していると伝え、次回協議では確固とした進展をみることができると信じていると強調した。

 延期理由については、米国が原因ではないとし、中国側に尋ねるべき問題だと説明した。また、北朝鮮とシリアの核協力疑惑報道のため延期されたとは考えていないと述べ、核拡散防止問題はすでに6カ国協議で論議が続けられており、今後も続けていくと主張した。6カ国協議の目標は北朝鮮核プログラムの全面廃棄であり、核拡散をはじめとした多角的な脅威を取り除くには、6カ国協議をさらに進展させていくことが重要だと強く述べた。


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