主要百貨店の8月の売り上げはブランド品販売の好調で増加したが、大型スーパーでは食品部門の不振がたたり減少した。
 産業資源部が17日に明らかにしたところによると、大手百貨店3社の8月の売り上げは女性用スーツ(マイナス2.4%)を除く全部門で増加し、前年同期に比べ5.6%増加した。部門別では、ブランド品が21.0%の大きな伸びをみせたほか、家庭用品が9.2%、雑貨が7.5%、児童・スポーツ用品が5.5%、男性衣類が4.6%などおおむね好調だった。ブランド品の売り上げ増加率は、昨年10月の7.7%から11月に14.9%と急速に伸びて以来、10か月連続で2けたを示している。女性用スーツのマイナスは、暑さが8月末まで続き秋物の新商品販売がふるわなかったため。

 一方、大型スーパー3社は、売り上げ全体に大きな比率を占める食品部門がマイナス3.8%となり、前年同月比1.7%の減少となった。部門別では家電文化(4.5%)、スポーツ(4.3%)、雑貨(0.8%)、衣類(0.7%)などで増加したものの、天候事情から野菜や果物、水産物など生鮮食品価格が上がり、食品部門の不振を招いた。

 前年同月比の購買客数は大型スーパーが3.8%減、百貨店は0.8%増となった。顧客1人当たりの購買単価は百貨店が5万7742ウォン(約7160円)で、大型スーパー(4万1331ウォン)より39.7%高かった。


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