北朝鮮がシリアに核物質を販売した可能性があると米国メディアが相次ぎ報じる中、駐国連北朝鮮代表部の金明吉(キム・ミョンギル)次席大使が15日、聯合ニュースの電話取材に応じ、こうした報道は根拠のない主張だと否定した。
 金次席大使は、「いつもの根拠のない話。ほかに言うことはない」とだけ話し、米国内で提起されているシリアとの核コネクション疑惑について具体的な言及はしなかったが、この発言は疑惑を全面否定したものと思われる。

 米国メディアは国防総省と国務省高官の言葉を引用し、北朝鮮がシリアに核物質を販売した可能性を指摘、北朝鮮技術者らがシリアに滞在していると報じた。しかし専門家らの間では、シリアは資金力や技術力、生物化学兵器に依存した戦略などからみて、核計画を進めている可能性は希薄だと指摘している。


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