科学技術部は16日、金雨植(キム・ウシク)副首相(科学技術部長官を兼任)が17日からオーストリア・ウィーンで開幕する第51回国際原子力機関(IAEA)総会に出席すると明らかにした。IAEA総会には加盟144カ国の原子力政策決定権者と専門家らが出席する。韓国は金副首相をはじめ、科学技術部と外交通商部関係者、韓国水力原子力、斗山重工業、韓国原子力研究院など産業界と原子力分野専門家で代表団を構成している。
 金副首相は144カ国のうち6番目に基調演説を行い、原子力安定規制人材の養成を行う原子力安全技術院原子力安全学校を、国際原子力安全学校に昇格させることを提案するなど、世界原子力安全向上への寄与の意志を表明する予定だ。韓国が保有する放射線融合技術をIAEA加盟国と共有する考えがあることも示し、核物質管理体系強化と国際核拡散防止体制の構築・履行への賛同も強調する。

 また金副首相は会期中にエルバラダイ事務局長と会談し、韓国人専門家のIAEA事務局高官進出に協力を求めるほか、韓国に対する統合保障措置の適用やIAEA技術協力増進案などについても話し合う方針だ。このほか米国、中国ともそれぞれ二国間対話を行い、米国とは両国企業の国際原発市場共同進出協力案を、中国とは韓国企業の中国原発建設進出と両国原子力協力拡大案を話し合う。



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