朝鮮戦争の際に北朝鮮側に連れ去られた韓国人の家族団体、「6・25戦争拉北人士家族協議会」は、この問題の解決に向けた支援を求める内容の書簡を、朝鮮戦争に国連軍として参戦した国と医療支援を行った国の合わせて21カ国に送る計画だ。
 同会のイ・ミイル理事長は11日、「平和協定交渉を始めるなら、戦争で散り散りとなり消息もわからない家族の拉致問題を真摯に考えなければならず、北朝鮮も正直に拉致問題を認め問題解決に向け努力すべきだ」と主張した。

 朝鮮戦争当時に北朝鮮に連れ去られた韓国人は最大で12万6325人とされているが、一般的には1952年に発行された「大韓民国統計年鑑」に基づく8万2959人が推定値として使われている。


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