青瓦台(大統領府)がハンナラ党公認大統領候補の李明博(イ・ミョンバク)前ソウル市長を告訴したことに対し、ハンナラ党は、李前市長に対する国家機関の「裏捜査」疑惑を調査する目的で国政調査要求書を11日に提出することを決めた。
 安商守(アン・サンス)院内代表は11日の最高委員会議で、「大統領選挙を3か月後に控え青瓦台が野党候補を告訴したことは、明らかに野党と李候補に傷をつけるための大統領選関与」と述べ、こうした方針を明らかにした。検察にも不信感を示し、国政調査を先にするのが順序だとした。青瓦台に対しては、理性を取り戻し告訴を取り下げ、大統領選の厳重な中立管理を宣言すべきと主張した。

 姜在渉(カン・ジェソプ)代表は、前日に李前市長が必要ならば検察の調査に応じると述べたことに関し、「検察の捜査に偏りがあり、野党候補殺しに乗り出すものならば、ハンナラ党は決して検察に候補を送り出すことはできない」と強調した。李前市長の発言は、大統領であれ大統領候補であれ誰もが公正に検察の捜査を受け、法がこうした問題に正直で公正な場合に自分たちが法に従うという趣旨だと説明した。


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