韓国と米国は10日、米中ロの核専門家の調査団が訪朝するに先立ち、ソウルで協議した。
 外交通商部の林聖男(イム・ソンナム)北核外交企画団長ら韓国当局者は、11日に訪朝予定のソン・キム国務省朝鮮部長ら米国当局者と夕食を交えながら、調査団が北朝鮮と合意すべき核施設無能力化の基準について意見交換した。米中ロ調査団の団長を務めるソン・キム部長は入国時、「訪朝の目的は無能力化の準備に向け核施設を見て回ること」と述べた。5000キロワット原子炉と再処理施設、核燃料棒製造工場の3施設を訪問する考えだが、北朝鮮との協議が必要だと答えている。

 米国代表団は11日に板門店経由で訪朝し、現地で中ロの代表団と合流する。寧辺などに滞在しながら無能力化の対象施設を視察し、無能力化の技術的な方法について北朝鮮と協議する予定だ。米国代表団は15日に板門店を通りソウルに戻る。


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