忠清南道青陽郡に2009年までに、スイスのアルプスの村やモンゴルの伝統家屋を再現した観光村が造成される。
 青陽郡は10日、七甲山道立公園に隣接する一帯9万9000平方メートルに総額49億ウォン(約5億8900万円)をかけ、外国体験をテーマとするアルプス村とモンゴル村を作ると明らかにした。事業計画案によると、村にはシャレーと呼ばれるスイス式の建物とモンゴル伝統家屋のゲルができ、付帯施設としてスイスの文化体験館やモンゴル遺産展示館も設置し、観光客が海外に行かなくても異国的な体験をできるようにする。これらの家屋は宿泊可能で、観光客が美しい景観を眺めながら馬に乗れるよう、乗馬コースなどの観光プログラムも整える予定だ。馬やヤク、羊などを飼育する姿を見せたり、伝統料理も味わえるようにする。

 郡は12月までに基本計画を立て、住民の意見を取りまとめた上で、来年3月中に事業に着工する方針だ。関係者は、滞在型観光で地域経済に役立つことを期待している。


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