韓中首脳会談=7日、ソウル(聯合)
韓中首脳会談=7日、ソウル(聯合)
盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と中国の胡錦涛国家主席は7日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が開かれている豪シドニーで首脳会談を行った。

青瓦台(大統領府)の白鍾天(ペク・ジョンチョン)安保室長によると、盧大統領はこの席で、南北関係と6カ国協議が進展すれば、これを朝鮮半島の平和と北東アジアの多者安保協力に関する論議に発展させていく必要があると述べた。胡主席もこれに共感を示し、双方は今後緊密に協力していくことで合意したという。青瓦台関係者は盧大統領の発言について、6カ国協議の作業部会で進められている平和体制と北東アジアの多者安保協力が進展をみたことから、これをさらに発展させていこうと提案したものだと説明した。このプロセスで中国が重要な役割を果たすとの意味を込めた発言とみられる。

 双方はあわせて、南北関係と6カ国協議が発展した場合には適切な時期に朝鮮半島の平和体制を話し合うことで認識を同じくした。白室長は「適切な時期」とは9月中旬の6カ国協議本会合、10月初旬の南北首脳会談、6カ国外相会談が開かれるなかで、前向きな進展がみられる時期を指していると説明した。日時を話す段階ではないが、自然に決まるのではないかとの見方を示した。また、会談では原則的な問題だけを扱い、南北首脳会談の議題など具体的な問題に関する話し合いはなかったとしている。


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