アジア太平洋経済協力会議(APEC)閣僚会議に出席するため豪シドニーを訪れている外交通商部の宋旻淳(ソン・ミンスン)長官が4日午後、豪州のダウナー外相と会談し、北朝鮮核問題を含む国際懸案について意見を交わした。両首脳は、北朝鮮核問題が非核化の次段階となる核施設無能力化の実行段階に差し掛かっている点を評価する一方、両国が安保懸案だけでなく通商分野でも緊密に協力していくことで意見をまとめたようだ。
 宋長官は次いで、ベトナムのキエム外相と会談し、朝鮮半島をはじめとする国際情勢懸案を話し合った。

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 宋長官は午前には、6カ国協議の米国首席代表で、ジュネーブでの米朝関係正常化の作業部会を終えてシドニーに回ったヒル国務次官補と会っている。作業部会の結果を評価するとともに、6カ国協議の今後の推進日程などを話し合った。

 一方、ライス米国務長官との韓米外相会談について、現地消息筋は6日に開催されると伝えている。宋長官はAPEC会議開催期間中に、日本の町村信孝外相、中国の楊潔チ外相ら8カ国の外相とそれぞれ会談する計画だ。

 5日から2日間開かれる閣僚会議は、8~9日の首脳会議に備えた準備の意味合いがあり、韓国の宋長官、金宗フン(キム・ジョンフン)通商交渉本部長を含め、21カ国・地域の閣僚が出席する。


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