大統合民主新党は3日、党公認の大統領候補を決める党内選挙を前に、カットオフと呼ばれる候補ふるい落としの予備党内選挙に入った。ハンナラ党公認候補の李明博(イ・ミョンバク)前ソウル市長に対抗するカードを選ぶ汎与党勢力の党内選挙は、来月中旬まで続く。
 予備党内選挙は選挙人団1万人と一般人2400人対象の世論調査結果をそれぞれ50%ずつ反映し、9人の候補を5人に絞る。最終結果は5日午後に発表される。党内選挙本選の対象者5人は16市・道の巡回党内選挙を経て、来月15日に候補者指名大会に臨む。

 汎与党勢力の候補のうち、支持トップを守っている孫鶴圭(ソン・ハッキュ)前京畿道知事は、予備党内選挙で圧倒的首位を獲得すると公言し、その一方で鄭東泳(チョン・ドンヨン)元開かれたウリ党議長は逆転首位でこれを妨げるとの自信を見せている。次いで5位までは李海チャン(イ・ヘチャン)元首相、柳時敏(ユ・シミン)前保健福祉部長官、韓明淑(ハン・ミョンスク)前首相らいわゆる親盧候補がしのぎを削る。先ほど中道統合民主党から移ってきた秋美愛(チュ・ミエ)前議員もダークホースとして挙げられている。

 また、5人の候補が出ている統合民主党は3日に候補資格審査を終え、4日から党内選挙に入る。


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