金属労組の現代自、スト突入の賛否投票を実施

今年の賃上げ・団体交渉決裂を宣言し、ストライキ決行の準備を進めている全国金属労働組合現代自動車支部は31日、全組合員を対象にスト突入に対する賛否投票に入った。同日中に蔚山工場の夜間勤務者1万8000人、昼間勤務の2万人が投票するほか、販売委員会など全国6委員会に所属する組合員も票を投じる。
　労組は全国の投票箱を蔚山工場の事務室に集め開票する予定で、結果は9月1日の明け方ごろ分かるという。賛成票が多いとみられ、スト決行は可決される見通しだ。

　労使は7月12日から賃上げ団体交渉を行ってきた。会社は今月24日、賃金7万8000ウォン（約9620円）引き上げ、成果金300%、一時金100万ウォンなど業界最高レベルの一括案を提示したが、交渉は決裂した。


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