外交通商部を担当する記者団は29日、多数の記者が反対するにもかかわらず、外交通商部が韓国人人質解放の発表を記者が受け入れを拒否している庁舎1階の会見室で強行したことに対し、強く抗議する「立場文」を採択した。「われわれの立場」と題する声明形式の文章は、「記者が取材する意思を示しているにもかかわらず、通知もなく庁舎1階で発表した背景に対し、政府は責任をもって説明すべきで、これを推進するよう指示した当事者はメディアに丁重に謝罪すべき」と要求した。こうしたことが続けば政府とメディアの対立状況を解決することはさらに難しくなるとした。その責任は全的に政府にあること、同様の事態が発生すれば記者は強く対応することを明確にすると述べている。
 外交通商部はこの日、1階で人質解放に関する会見があるという予告メッセージを担当記者らの携帯電話に送った。これに対し記者団は、放送装備を移すなどの現実的な問題や、記者と国政広報処の間で記者室移転に関する議論が終わっていない状況などを踏まえ、現在の2階会見室で会見するよう外交通商部の報道官室に要求していた。


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