記者の質問に応じる人質の家族ら(共同取材団)=29日、ソウル(聯合)
記者の質問に応じる人質の家族ら(共同取材団)=29日、ソウル(聯合)
アフガニスタンで武装勢力タリバンに人質に取られていた韓国人19人のうち、29日に3回に分け12人がまず解放されたとの知らせに、人質の家族らは「期待はしていたが、こんなに早く解放されるとは思わなかった」と歓迎する一方で、タリバンに殺害されたペ・ヒョンギュ牧師とシム・ソンミンさんに申し訳ないとの気持ちもあらわにした。残り7人の人質の家族は、まだ解放されていないことを残念がりながらも、翌日に希望をつないだ。
 またこの日、家族らは、犠牲となったシム・ソンミンさんの遺族のもとに向かった。慶尚南道・固城にあるシムさんの自宅に向かうバスの中で人質の一部解放の知らせに接した一行は、喜びを分かち合ったという。しかし、シムさんの自宅に到着し、家の前でシムさんの父親が出てくるのを30分待ったが結局会えず、シムさん宅を後にした。

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 人質らが所属する京畿道城南市のセムムル教会も、予想より早い解放の知らせに歓迎の意を示した。クォン・ヒョクス長老は「5日以内に解放されるとの報道を見て、早くとも数日はかかると考えていたが、最初の解放が思ったより早く行われてうれしい、感謝する。一日も早く19人全員が解放され韓国の地を踏むことを待ちわびている」と述べた。


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