統計庁が29日に発表した7月の産業活動動向によると、先月の産業生産は前年同月比14.3%の増加となった。4か月連続の増加で、特に2けたの伸びを記録するのは昨年9月の17.6%以来となる。液晶モニターや半導体などの輸出好調が主導した。消費財販売も乗用車とコンピュータなどの販売増加で9.8%増加した。現在の景気を示す同行指数循環変動値は前月比0.5ポイント上昇、今後の景気局面を予告する先行指数も0.4ポイント上昇した。
 設備投資は通信機器と自動車などの増加が続いたが、半導体装備などの投資が減少したことから、前年同月比1.3%の微増にとどまった。ただ設備投資の先行指標となる機械受注は、民間発注の好調が続いた上、公共発注の増加もあり、30.6%増加した。

 建設工事の完成工事高は公共部門の増加が続く中、民間部門の実績も増加したことから12.4%の伸びを示した。先行指標となる建設受注は民間住宅発注が振るわず、14.9%の大幅減を記録した。


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