財政経済部は9日に発表した経済動向報告書「グリーンブック」を通じ、韓国経済は輸出好調の中で消費・投資など内需指標が改善され、堅固な回復を続けていると評価した。対外環境が大きく悪化しない限り、当初の予想通り景気は上半期よりも下半期が上向く「上低下高」の流れの中で、年間4.6%程度成長できるものと見通した。
 6~7月の消費、設備、輸出、生産などの経済指標についても、おおむね良い流れを示していると診断した。6月の消費材販売は乗用車、耐久材などの増加に後押しされ前年同月より4.7%増えた。ただ増加幅は5月の6.0%に比べるとやや低くなっている。7月のクレジットカード使用額は前年同月比で18.4%増加し、6月(16.0%)の増加率を上回った。

 設備投資も6月に9.1%の増加率を示し、昨年通年の増加率7.6%を上回った。7月の輸出も日本、欧州地域、中国などの需要効果で20.0%成長し、2けたの増加が続いている。6月の産業生産は輸出の好調と内需改善とともに在庫調整が完了し、増加率が7.6%を記録、4月(6.8%)と5月(6.7%)を上回った。


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