熊本県の現職教師と元教師が中心となり結成された「明成皇后を考える会」の会員らが31日、明成皇后の陵墓がある京畿道南楊州市の洪陵を訪れ、明成皇后殺害事件に対する反省の意を伝えた。明成皇后は朝鮮王朝末期の国王高宗の妃で、1895年に日本人に暗殺された。考える会は、正しい歴史教育で韓日の友好増進に寄与することを目的に設立され、同日は会員13人が陵墓を参拝した。
 熊本県河内小学校の山野幸司教諭は、「先祖らが政治的目的と誤った考えで殺害事件を起こした。教師として正直に歴史を教えなければならないとの考えから洪陵を訪れた」と目的を説明した。

 明成皇后史跡訪問団の岡崎和三団長は、「日本では8社の教科書のうち明成皇后殺害事件を扱ったものは1社だけで、それすらも正確でない内容となっている。日本人の謝罪は受け入れられないだろうが、最後まで許しを願い、真の韓日友好関係が築かれることを願う」と話している。


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