シムさんの母親は息子を早く助けてほしいと嗚咽し、家族に抱きかかえられるようにして事務所に入った。父親は固い表情で、拉致された息子について「優しく、身体が不自由な人がいたら率先して手伝うなど、進んでボランティアをするような子」と話した。また、現時点では確認された情報はなく、政府の確認を待っている状況だと説明するなど、息子の死を報じる内容を受け入れていない様子だった。
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