サッカー韓国代表を率いるピム・ファーベーク監督が、辞任の意向を明らかにした。29日午前、インドネシア・パレンバンで行われたアジア杯3位決定戦終了後の記者会見で、「契約期間は来年8月の北京オリンピックまで残っているが、すでに大韓サッカー協会に対し、今回の日本戦を最後に契約を終わらせると通知した」と述べた。大韓サッカー協会のイ・ウォンジェ広報部長が伝えた。
 大会公式ウェブサイトによるとピム監督は、日本戦の前に辞任の意向を示し、サッカー協会も同意したと話している。サッカー協会は韓国代表が帰国後に技術委員会を招集し、今後の対策を話し合う計画だ。


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 ピム監督は北京五輪代表の監督も務めており、辞任する場合には来月22日からの北京五輪アジア最終予選を控え、五輪監督を探すことが急務となりそうだ。

 ピム監督はアジアカップについて、優勝を目標にしてきたが、チームの主軸選手が故障で抜け状況は余りにも悪すぎたとした。その上で「評価は公正であるべきだ。守備は良かったが十分なゴールを決められなかった。こうした大きな大会で勝利するには多くのゴールを決めなければならない」と述べ、得点力不足に対する批判を受け入れた。

 今後の計画について、欧州に戻り5か月ほど休息をとってから「新たなチャレンジに向け準備する」と話している。また、1年余りをともにしてきたコーチングスタッフへの感謝の言葉も述べた。


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