仁川市が海洋観光産業の活性化に向け、定期クルーズ船の誘致を本格化している。仁川市が27日に明らかにしたもので、2009年8月の仁川世界都市博覧会開催前までの運航開始を目標にしている。
 市は昨年10月に、仁川港湾公社、仁川観光公社と共同で特別作業班を構成し、基礎調査を行っていた。世界のクルーズ船市場で7割のシェアを持つ米国と、欧州を中心に仁川港のセールスを行っていく計画だ。特に2008年の北京オリンピック開催と、韓国の国民所得増加などを見込み、韓国と中国、日本、東南アジアを結ぶ定期クルーズ船を提案する構えだ。市は、広島~済州~仁川~天津~上海~ホーチミン~シンガポールを結ぶ路線を構想している。

 市は9月にクルーズ船誘致に向けた政策セミナーを開くほか、11月に開催される東アジア経済交流推進機構ロジスティクス部会で韓日中クルーズ船運航について協議する考えだ。


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