朝鮮半島で偶発状況発生に備え、韓米連合軍による軍事演習「乙支フォーカスレンズ」が8月20日から31日まで実施される。韓米連合司令部が27日に明らかにした。演習は実際の兵力と戦闘装備の投入を最小化し、コンピュータシミュレーションで戦場の状況を仮定して実施する。1975年に初めて実施されて以来、今年で33回目となる。今回の演習には在韓米軍と海外駐留米軍から1万人が参加する。演習に合わせ韓国政府主管で行われている乙支演習は来月20日から24日まで実施される。
　韓米連合司令部は同日午前、こうした内容の演習実施日程を北朝鮮側に通知した。

　2012年の戦時作戦統制権移譲を機に、現在の連合司令部中心の連合演習は今後韓国軍主導に転換することから、来年からは演習の名称も「乙支フリーダム・ガーディアン」に変更される。


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