外交通商部の宋旻淳(ソン・ミンスン)長官は26日、アフガニスタンでの韓国人拉致事件と関連し、事態解決に向け「現実的に不可能なことを除き、政府ができることはすべてやろうとしている」と強い意志を示した。同日夕方に記者らと会った宋長官は、「みんな胸を痛めており、どのような手段を使ってでも家族のもとに帰れるよう努力している」と述べた。「有効な手段」については、状況が変わるため、一度使った手段を維持するのは難しいこともあり、柔軟に対応していきたいとしている。また、武装勢力の性格が統一されているとみるのは困難だとの認識を示した。
 拘束されている韓国人の人質の健康状態については、医薬品が必要なケースもあるだろうとし、事件発生から1週間を超え健康に異常が起きる可能性にも備えていると明らかにした。医薬品などの生活物資を人質の韓国人に提供しようとしているが、うまく渡せるかどうかは見守らなければならないと述べた。また、人質との直接接触の可能性に対しては「不安感を解消するために力を入れているが、多くの制約がある」と説明している。


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