海洋水産部は26日、上半期の漁業生産量が前年同期比3.8%増の180万5000トンとなったと明らかにした。内訳は海面漁業が44万7717トン、養殖漁業が92万7636トン、遠洋漁業が41万7223トン、内水面漁業が1万2370トン。
 海面漁業は前年同期比6.6%の増加で、ニシンが106.1%増の9811トン、サバが34.8%増の8524トン、タチウオが13.4%増の1612トンとなった。またマアジが50.6%減の8138トン、マナガツオが47.4%減の4477トン、カタクチイワシが15.4%減の1万6400トンとなった。

 海洋水産部関係者は、ニシンは東海岸沿岸の寒流により魚群が多く形成され豊漁となり、サバとタチウオも4月以降に済州島周辺海域の水温が上がったことから、越冬を終え北上する魚群が増え漁獲高増加につながったと説明してる。これに対し、マアジやマナガツオなどは、産卵のため北上する際に済州島外海の暖流に乗り魚群が散らばったことから漁獲高が減少した。

 養殖漁業では、マダイが149.9%、スズキが114.1%、クロソイが36.5%増加したが、ヒラメ類の生産が減少したことから、前年比で1.0%の生産減少となった。遠洋漁業はイカが34.0%の漁獲増となったことから、全体では12.5%の増加となった。内水面漁業では、ウナギ、マス、ドジョウなどの生産が増え、全体では16.1%増を記録した。


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