第3世代(3G)移動通信の拡大に慎重な姿勢を示していたSKテレコムが、第2四半期にマーケティングコストの増加にもかかわらず営業利益と売上高とも増加を維持した。同社は26日、第2四半期の営業利益が前年同期比6.9%増、前四半期比4.8%増の6622億ウォンを記録したと明らかにした。売上高は前年同期比7.7%増の2兆8426億ウォン、当期純利益は8.0%増の4033億ウォンだった。昨年第2四半期は営業利益と当期純利益がそれぞれ13.2%と20.1%減少するなど、マーケティングコストの増加で業績が悪化したが、今年は加入者の拡大で営業利益が増加した。
 無線インターネットの売上高は定額制加入者が増え前年同期比4.3%増の7045億ウォンとなり、接続料を除いた売上高の27.5%を占める。マーケティングコストは番号ポータビリティ(持ち運び)の市場拡大と新規加入者の誘致競争などで募集手数料が増し、前年同期比17.3%増の7031億ウォンとなり、売上高の24.7%に達した。

 EBITDA(利払い・税金・償却費控除前利益)は1兆1032億ウォンで前年同期より10.6%増えた。加入者1人当たりの月間平均売上(ARPU)は高額タイプの料金制の加入者が拡大し、4万5108ウォンに上った。加入者数は合計2135万8000人で、前年同期に比べ6.9%、前四半期比では3.0%増えた。


Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.
Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0