巨匠イム・グォンテク監督の名前を冠した大学が誕生…釜山

韓国映画界の巨匠、林権沢（イム・グォンテク）監督の名前をつけた大学が誕生する。釜山の東西大学が26日、単科大学として「林権沢映画芸術大学」を新設すると明らかにした。9月から2008年度の新入生選抜を始める。特定分野で卓越した業績を残した人物の名を冠した大学は国内では初めてとなる。
　林権沢映画芸術大学は、映画科、ミュージカル科、演技科の3学科で構成され、教授陣には映画や公演芸術学部の教授のほか、林監督と、林監督とともに活動してきた映画関係者も名を連ねている。

　東西大学の朴東順（パク・ドンスン）総長は「韓国映画界に大きな足跡を残してきた林監督の名誉を後世に伝え、理論と実務を同時に伝授する特化した大学を育成するため新設した」と説明している。また林監督は「後進の育成に力を入れることも大きな意味があり、東西大学の提案を受け入れた。残りの人生で映画と関連して私が持つすべての知識と技術を若い学生に伝授し、立派な映画人を育てることに注力したい」と話している。


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