セムムル教会の事務所長が「驚きを禁じえない。悲痛な思い」と述べている=26日、城南(聯合)
セムムル教会の事務所長が「驚きを禁じえない。悲痛な思い」と述べている=26日、城南(聯合)
アフガニスタンで武装勢力タリバンに拉致された韓国人の人質23人のうち8人が解放されたという知らせとほぼ同時に、人質1人が殺害されたとの情報が伝えられ、拉致された人たちが所属する京畿道城南市・盆唐のセムムル教会は混乱と悲しみに包まれた。
 25日午後8時ごろから教会に集まり無事解放を祈っていた信者1000人余りは、午後10時ごろに人質の1人が殺害されたという知らせが伝えられると、ショックに叫び声を上げ、涙を溢れされた。誤報であることを期待し確認を取ろうと電話する人もいれば、教会のロビーでニュース速報を見ながら顔を覆いむせび泣く人もいるなど、教会一帯がショックに揺れた。6チームに分かれ連日夜を徹して今回の事態をサポートしてきた教会事務室の対策班でも、男性の人質1人が殺害されたという報道に接すると、幹事らが机に突っ伏しうめくなど重苦しい雰囲気となった。

 信者の一部は一度帰宅したが、殺害された人物が同教会のペ・ヒョンギュ牧師とみられるという報道に再び教会に戻り、教会は600~700人の信者の嘆きに包まれた。


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