アフガニスタンで韓国人が拉致された事件と関連し、韓国政府側がアフガニスタン政府の対策会議に直接参加し、早期解決を目指し共同対策を講じている。
 政府当局者が伝えたところによると、現地に派遣された外交通商部の趙重杓(チョ・ジュンピョ)第1次官がアフガニスタンのスパンタ外相をはじめ関係官庁との接触を続けているほか、友邦国の大使らとも接触し関係対策を講じている。韓国人を拉致した武装グループが提示した当初の交渉期限22日午後11時30分以降も、アフガニスタン政府と武装グループの交渉は続いているという。アフガニスタン政府の当局は韓国に対し、拉致された韓国人は女性18人、男性5人の合計23人だと知らせてきたという。

 一方、拉致事件が発生したガズニでは、駐アフガニスタン韓国大使館の職員がアフガニスタン当局とともに、現地の状況把握や関連対策に乗り出し必要な措置を取っているとされる。

 韓国政府は、事件が早期に終結するか長期化するかについての判断を下すにはまだ早いとみている。外交チャンネルを通じ動員できるすべての手段を活用し、人質を早急に安全に取り戻す方針のようだ。


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