【ソウル21日聯合】忠清南道瑞山基地を離陸し夜間飛行任務を遂行中だった空軍KF-16D戦闘機が、黄海上に墜落したことが確認された。
 空軍は21日、海軍と海洋警察、在韓米空軍の合同で戦闘機が飛行中に失踪した海域で探索を行った結果、機体と操縦席の一部などの残骸を発見したと明らかにした。航空機は海上に墜落し、操縦士2人は死亡したものと推定される。空軍は事故調査委員会を構成し、発見された機体の残骸などを調べるなど正確な事故原因の究明に当たっている。

 K-16戦闘機は、1994年に次世代戦闘機事業(KFP)の一環として12機を米国から導入、その後組立生産、ライセンス生産などを経て、2000年に導入を完了した。現在韓国空軍は130機を運用している。13.1トンの単発エンジンを装着したブラック52型で、7.3トンの武装能力を備える空軍の主力機だ。

 K-16戦闘機墜落事故は1997年8月・9月、2002年2月、昨年2月に続き、これが5度目。
Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.
 0