統一部の申彦祥(シン・オンサン)次官は19日、南北間の平和体制を話し合う問題と関連し、「平和増進や平和体制、平和問題が(南北間で)一度話し合われるべき時期だ」と述べ、閣僚級会談で平和体制問題を話し合うこともできるとの見方を示した。
 申次官は同日の定例会見で、「断定的に言うことはできないが、現時点が南北関係を質的に一段階アップグレードすべき時期ではないかと思う」と話した。平和体制をめぐっては、内容はどうであれこれまで具体的にあるいは断続的に多くの論議が複数のルートを通じて行われているが、これ自体が南北関係がそれだけ成熟し、周辺環境もそれだけ成熟したという意味だと指摘し、あちこちで朝鮮半島の平和体制問題が本格的に取り上げられる現象は重要なものであり、歓迎すべき歴史の流れだと強調した。

 一方、閣僚級会談の8月開催を北朝鮮に提案した背景と関連しては、バンコ・デルタ・アジア(BDA)問題が解決し、6カ国協議の合意履行のスピードが上がる中、南北間でも協議・解決すべき議題が多いので前倒しで会談しよう提案したものと説明した。ただこれまでのところ、北朝鮮側から具体的な反応はないという。


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