同団体によると、平安北道や両江道、慈江道、咸鏡道の市・郡単位では死亡者数が次第に増加しているという。咸鏡道の場合、市・郡ごとに1日平均約10人が飢え死にしており、特に40~65歳の死亡数が多い。直接的な死亡原因はそれぞれ異なるものの、大半は栄養失調と合併症によるものだ。また大量餓死状態には至っていないが当局と住民は一触即発の危機感を感じていると伝えている。
同団体の関係者は、韓国の支援食糧はまだ2万トンにしかならず、死にゆく住民を救うには支援スピードが遅すぎると強調した。韓国政府と国際社会は、より多くの食糧が広範囲に行き渡るよう船や鉄道、陸路を活用し迅速に食糧輸送を行うべきだとしている。
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