米国務省は北朝鮮が閉鎖を約束した寧辺原子炉など5つの核施設について、国際原子力機関(IAEA)が寧辺の5000キロワット原子炉の閉鎖事実をすでに確認しており、残り4施設の状態についても18日までには確認されるとの見方を示した。
 マコーマック報道官は17日の会見で、北朝鮮がプルトニウム生産などにかかわる5施設に対しアクセス要請を受け入れたとしてこのように述べた。5つの核施設のうち4つは、5000キロワットの実験用黒鉛減速炉と放射化学実験室(使用済み燃料の再処理施設)、核燃料の加工工場、建設中の5万キロワット原子炉で寧辺にあり、残りの1つは未完工のまま建設が中断されていた泰川の20万キロワット原子炉だと説明した。

 北朝鮮は先月末に訪朝したIAEAの実務代表団と、米朝枠組み合意当時に凍結することにしていた5つの核施設を閉鎖することに合意している。

 マコーマック報道官はまた、北朝鮮がIAEA検証監視団の訪朝を認め、寧辺核施設を閉鎖した措置を歓迎すると述べた。


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