北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議がきょう、4か月ぶりに再開される。各国首席代表は中国・北京の釣魚台迎賓館で現地時間午後2時から首席代表会合を行い、6カ国協議合意の第2段階措置の履行策について協議する。
 6カ国の首席代表らは、北朝鮮の核施設閉鎖断行で合意の初期措置が履行されたことを評価するとともに、核施設の無能力化と核開発計画の完全な申告を早期に履行するため、多角的に意見を交わす予定だ。

 議長国の中国は正式の開幕式に先立ち、正午ごろにもレセプションを行い懸案討論を開始する方針だ。午前中には他の参加国との2国間協議を予定している。

 北朝鮮と米国は17日に双方の大使館を行き来しながら会合し、主要懸案について1次協議を終えた状況だ。首席代表会合で論議が進展する可能性が注目される。特に米国は年内の無能力化履行を条件に、テロ支援国リスト削除と敵性国貿易法の適用解除など、北朝鮮が要求する政治・安保的措置を積極的に検討するとの立場を示す可能性が高いと思われる。

 このほか首席代表らは、無能力化の概念を整理したり、6カ国協議外相会談の開催日程などについても話し合う予定だ。


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