米国はヒル国務次官補(東アジア担当)の平壌訪問の際、今後6か月間、毎月5万トンの重油を支援する案について北朝鮮側と協議したとの主張が出された。
 米シンクタンク・ノーチラス研究所のヘイズ所長が17日、自由アジア放送とのインタビューで述べたもの。ヒル次官補が訪朝した際、今後6か月間、核廃棄過程が進行されることを前提に、「毎月5万トン、計30万トンの重油を北朝鮮に支援することについて話し合ったと承知している」と明らかにした。またその上で、年末まで6カ国協議参加国が重油30万トンを支援し、中国が石炭、米国が人道的レベルでのエネルギー支援を追加するのではないかとの自身の見方を示した。

 北朝鮮に対する軽水炉提供問題に関しては、北朝鮮にとって軽水炉は合理的なエネルギー電力ではないと主張した。北朝鮮の電力網は軽水炉を支援するには規模が小さすぎる上、電力網そのものが劣悪なことも問題だと指摘した。対案としては▼北朝鮮内に軽水炉建設後、韓国に電力を販売する▼北朝鮮内に軽水炉建設後、ロシア極東地域と連結して販売を行う▼北朝鮮とロシアの国境地帯に軽水炉を建設し、ロシアが北朝鮮に送電する――などを提示した。


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